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箱根寄木細工の10ホールズハーモニカ

箱根での演奏活動を続ける中、寄木細工でハーモニカ(コーム=木の部分)が作れないかというアイデアが生まれました。やがて、元箱根でコラボレーションイベントの会場を提供していただいている佐藤昭男さんの紹介により、株式会社株露木木工製作所社長・露木清勝さんの試作が実現します。

そして2012年11月21日、東京のライブハウスにて始めてそのサウンドが響き渡ると、すぐに話題となり、その後さまざまなバリエーションが検討され続け、広瀬の音楽活動全体のトレードマークアイテムともなってゆきました。

反響の大きさと残念な結果

この試作を使ったデモ映像を作成したところ、非常に多くの方々から問い合わせのご連絡をいただきました。中には商品化の際の先行予約という段階の方々もおられ、その反響に驚かされました。

『寄木細工のハーモニカ』が箱根町観光協会の公式HP『箱根全山』の特集記事となりました。また記事の中で私の企画・運営する『呼吸する庭』も紹介されました。

この反響を受け、ハーモニカを製造している楽器メーカーさんへもご相談し、具体的なテストセールへの準備が始まります。また私の運営するハーモニカ教室を始め、楽器店でのコーナー化の話も持ち上がり、一気にビジネスとしての連携が整いつつありました。

 

しかしながらテストセールを前に状況は一転、さまざまな要因により、普及版の商品化が不可能であるという結論が出てしまいます。それまでの反響の大きさから、あまりにも多くの方々の連携準備や、その後の展開への期待をさせてしまったことなどを受け、企画者としてお詫び映像を公開し、関係者の方々へ出来る範囲のお詫びをさせて頂きました。