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元箱根お玉ヶ池『偶然の森』2013.9/14

『偶然の森』は2013年9月14日、テスト的な撮影を行うことを中心として企画されたイベントです。

この奇妙なネーミングは、通りがかる美術作家が作品を持って立っていた、演奏者がたまたま楽器を奏でていた、散策をしていた人達がパフォーマンスの観客となった、それら全てが『偶然』である場合は、野外のART&MUSICコラボレーションイベントが成立したことになるのではないか?というアイデアから来ています。

この企画を通し、例え審査の厳しい国立公園であっても、表現活動のステージとなる方法はあるのだと確認できました。

実験的な意味合いが強かったため積極的な集客をした訳ではないものの、偶然に居合わせた散策者たちと奇妙な時間を共有することができました。

この『お玉ヶ池』が伝説上、心霊スポットとしても知られていることもあり、スタッフや協力者も募りづらく実現まで準備等が難航したものの、その後の映像公開などで歩くアート作品『葉っぱ満月三兄弟』はキャラクター的な話題を呼び箱根コンピレーションアルバム『呼吸する箱根』のジャケットにまで起用することになりました。